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映画 IN and OUT を見て考える
映画 IN and OUT を見て考える_c0068170_0515262.jpg帰ってTVをつけたら IN and OUTという映画をやっていた。

アメリカの小さな田舎町にいる英語教師が、俳優になってオスカーをとった昔の教え子にアカデミー賞授賞式のTV中継で「僕の恩師はゲイだった」と言われてしまう。おかげで小さな町は大騒ぎ、3日後に結婚を控えた彼は全面否定するものの・・・という話。

上映当時に話を聞いていたので、大体のストーリーは知っていたが、見たらこれが思っていたよりずっと面白かった。へぇ、バーバラ・ストライサンドはゲイの方々に人気なんだー、なんて感心したり、笑ったり。夕飯作るのも忘れて見入ってしまった。



ちなみに主演はケヴィン・クライン。

ケヴィン・クライン?! と思って調べたらやっぱりあのメグ・ライアンと「フレンチ・キス」で共演していた彼だった。「フレンチ・キス」では中途半端な長髪にうっとうしい口ひげで「あーいるいる、こんなヨーロッパ人」という感じだったのが、この映画ではいかにもゲイ的な英語教師を見事に演じている。そういえば「ワンダとダイヤと優しい奴ら」でキレてたのも彼だった。大統領の役もやっていたような。地味に活躍中のケヴィン・クライン、これからウォッチしていかねば(奥さんはあのフィービー・ケーツらしい。これにもビクーリ)。

しかしこの映画を見てますます確信したのは、アメリカ(欧米?)はゲイ的なものに対して寛容なようで、実は結構アレルギー持ってるんだなーということ。別にいいじゃん、親しい人がゲイだって・・・と思うのは私が女だから?

「ねえねえ、親しい友人がさー『俺、実はゲイなんだ』って打ち明けてきたらどうする?」

試しに旦那に聞いてみると、

「別にいいよ。俺、そういうこと気にしないから。むしろ、ものすごいブサイクな女性よりは、美しい男性と抱き合いたい

・・・そ、そんなきっぱり言われても。妻の私は一体どうすればいいというのだ。
by maiko425 | 2005-05-17 00:49 | 今日のできごと
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